【全長50cm!】スバルレガシィサンルーフレール製作
サンルーフレールの破損確認
今回のご依頼はスバルレガシィ(BH型)サンルーフシェードレールの破損です。
メーカーからの部品供給も無くなっており、ディーラー様でも対応できないとのことで弊社へご相談いただきました。
はじめはユーザー様ご自身で修理を行なっていたようですが、負荷がかかると次から次へと破損が波及してしまうことからプラスチックの劣化が原因と特定。今回は新しく部品を作り直すこととなりました。

サンシェードを分解して破損箇所を詳しく確認

サンシェードのレール部は長さ50cmほどの細長い形状をしています。
また、直線ではなく少しくねくねと曲がっているのがわかります。

左右どちらのレールも破損しています。写真の箇所以外にも複数亀裂が入っており破損予備軍も確認できました。
特定の場所に負荷がかかって破損したのではなく、やはり部品全体の劣化が原因のようです。
3Dスキャンデータを用いたモデリング作業
3Dスキャンデータの作成

モデリングするにあたりまずは部品をスキャンします。黒色の部品はスキャンの難易度が高いため、画像のようにところどころデータ欠けが発生してしまします。
設計に支障がでない部分であればこのまま次の工程(モデリング作業)へ進みます。
3DCADデータの作成

レールの内側にはサンシェードがスライドするための溝があります。幅や深さカーブ曲率等に誤差があるとスムーズに開閉できなくなるため慎重に設計をしていきます。

部品全体にリベット留めするための小さな穴が数箇所あります。全て純正部品と一致させます。
また、強度を上げるため純正部品の側面にあった不要な溝は埋めることといたしました。
今回全長が50cmありますが、SLA造形(光造形)であれば大型部品の製作も可能です。
弊社ではSLS造形・SLA造形・MJF造形・FDF造形等、製作部品に合わせてさまざまな造形方法に対応できることが大きな強みとなります。
純正部品と3D造形部品の比較
表面

手前側が純正部品、奥が製作した部品となります。
緩やかな曲線やリブ・穴の位置も正確に再現できています。
裏面

レール溝やストッパーが入る窪みも忠実に再現しました。
また、3Dプリント時の積層やサポート材の跡も目立たず良好な仕上がりです。
最後に仕上げのUVカット塗装を行い納品・現車でのフィッティング確認となります。今回は予備部品の追加購入をいただきました。ご依頼ありがとうございました!
ご依頼は車のプロじゃなくても大丈夫
丸イへご依頼いただく作業の1/3ほどは一般ユーザー様です。
また、ユーザー様のご紹介で入庫先の工場からご依頼いただくことも増えてきました。
他にも輸送中の思わぬ破損、輸送事故など運送・輸送業者様からもお問い合わせいただいております。
弊社は岐阜県岐阜市にありますが、全国から郵送にて修理を承っております。お気軽にお問い合わせください。
中古品が入手できない、そんな時には丸イの溶接修理もぜひご検討いただけますと幸いです。

写真を添えてご相談いただければ、私が破損状況を確認してお答えします!
プラスチック・樹脂パーツの修理は丸イへご相談ください!
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いずれもお写真だけでお見積りが可能ですので、お気軽にご相談ください!
破損箇所の撮影方法については こちら のページをご確認いただけますとスムーズです。
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