【メッキ仕上げ!】オリジンホイールキャップ製作

オリジンのホイールキャップは入手困難!

トヨタ自動車から販売されたオリジンは既に生産から20年以上が経過しており、純正部品の供給はありません。中古部品やサードパーティ部品についても、僅か1000台限定の車ということもありなかなか見つけることができません。しかしながら固定用の爪が非常に割れやすく、オリジンユーザー様の大きな悩みの種となっています。これまでは部分的に修理を行ってきましたが、多くのご要望によりホイールキャップ(センターキャップ)単体を3Dプリントで製作することとなりました。

オリジン独特のデザインを採用

表面はシルバーとゴールドを用いた高級感あるデザインとなっています。

裏面には固定用の爪が3箇所あることがわかります。
しかしセンターキャップの大きさから考えると3箇所のみというのは少し心細さを感じます。

破損箇所の確認

固定用の爪が完全に折れてしまっています。今回は3箇所のうち2箇所が破損していました。
拡大してみてみましょう。

背面に欠片がありますが、完全に折れてしまっています。
これまでは破損した部分を3Dプリントし、部分的に接着させる方法で修理を行っていましたが、今回は丸っと部品を製作していきます。

3Dスキャンデータを用いたモデリング作業

表面の設計

3DスキャンしたPLYデータからノイズや不要な部分を編集し、設計作業に必要なSTLデータへ変換します。
今回はスキャンしづらい鏡面部品でしたが、中心にあるマークもしっかりとキャプチャできているのがわかります。

スキャンデータを参考にモデリングを行い、3DCADデータを作成します。
少し形になってきました!

裏面の設計

表面と比べると形状が少し複雑になっています。
ホイールに直接接する部分となるため、0.1mm単位で精度良く設計していきます。

中心部に実物と同様の窪みを作るとその分薄くなってプリント時に失敗するため、今回はあえて平らな面としていきます。

特に重要となるのが爪の設計です。まずはオリジナル部品と同様の寸法で設計し、万が一強度等で問題が発生した場合は形状を変更します。
このように都度対処できることが3Dプリント製作の大きな強みとなります。

3Dプリント完成品の確認

表面の仕上がり

当初はSLS造形(粉末焼結積層造形)を行いましたがどうしても歪みが取りきれず、SLA造形(光造形)に切り替えることとなりました。
こちらの場合は歪みが抑えられており十分な品質となっています。
耐候性についてもメッキ処理するため問題はありません。

裏面の仕上がり

サポート材や積層痕も無く大変綺麗な仕上がりとなっています。

爪の形状もしっかりと再現できています。もし強度不足であれば厚みを増して強度を上げることができます。

メッキ処理加工

続きは後日更新します!お楽しみに!

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