No.17 レクサス IS ヘッドライトステー 溶接修理
今回はレクサスISの溶接修理をご紹介します!
ヘッドライトステー 裏側のスペースが狭く溶接時の熱が他に影響を与えないよう慎重に溶かし込みました。
裏と表の両方をしっかりと溶接しないと十分な強度が出ないため何度も確認しながらの作業となりました。
今回のレクサスのような高級車では、部品それぞれの価格も高額なことが多いためとても有効な修理となります。
ご依頼内容
- 車種 :レクサス IS
- 破損個所:右 ヘッドライトステー
- 破損状態:ステー割れ
- 素材 :PP(ポリプロピレン)
- 修理金額:24,200円(税込み)
レクサスISのヘッドライトステー修理写真
両端にはリブ、中央には肉抜きのあるステーです。
割れはアール部にはかかっていないものの、溶接の角度には注意が必要です。
接着剤や簡易補修と異なる点は、母材(ヘッドライト側の素材)とロッド(溶接棒)を溶かし合わせること。
赤と青を溶かし合わせて紫を作るようなイメージ!
この「溶かし合わせる」というポイントをいかに慎重にできるかで強度が全く異なります。
つまり、溶かし合わせていない接合方法とは強度が全く異なるということになりますね。
強度がじゅうぶんあれば、整形で厚みがなくなって行っても問題ありません。
元通りの厚みまで再現し、フードを開けた際の見栄えまで意識して作業します。
裏面まで丁寧に整形し、厚みのムラや歪みがないよう整えます。
プラスチック、樹脂パーツ部品の割れ・欠け等でお困りの際はぜひ丸イへお問い合わせください。
まずはお気軽にご相談ください。