【厚さ2mm!】テールランプバルブホルダー製作

テールランプカバーの破損確認

お客様から頂いた写真にはカバーの一部が割れてしまっている様子が確認できました。
当初は溶接修理を検討していましたが、実際に実物を送っていただくと破損箇所は非常に薄く、溶接すると穴あきや変形のリスクが高いことがわかったため、今回は部品製作で対応させていただくこととなりました。

3Dスキャンと3DCADデータの作成

3Dスキャンデータ作成

まずは3Dスキャンデータから大まかな位置情報を取得します。この状態ですぐに3Dプリントできると思われがちですが、実はここから時間をかけてモデリングを行いCADデータにしたあと、更にスライスデータを作成する必要があります。(実は結構大変な作業なんです...)

3DCADデータ作成

こちらが3DCADの設計データとなります。負荷がかかりやすい箇所はオリジナル部品と違った形状にして強度を確保したり、3Dプリントをした際に発生する誤差を予め予測して寸法を変更するなど自身の経験を設計に反映させていきます。
丸い窪みにテールランプが入るようになります。

両面の設計が完了しました。このデータを元にスライスデータを作成し3Dプリントしていきます。
今回は厚みが2mmしかないため、SLS造形(粉末焼結積層造形)で強度の高いナイロン製部品にしていきます。

【比較】お預かりした純正部品と3D造形した部品

表面

上側の白い部品が破損した純正部品、下側が3Dプリントで製作した部品になります。

裏面

破損箇所は変形していましたが、周りの形状を参考に繋ぎ合わせることで綺麗に復元できています。

また、使用には関係ありませんがこのように「R」という文字も綺麗に印刷することができました。

表面の質感

今回採用した粉末焼結積層造形は粉状の樹脂をレーザーで焼き固めていく造形方法となります。
そのため射出整形で作られる純正部品とは違いザラザラとした質感になるのが特徴です。
もちろん研磨や塗装により質感を変えることも可能です。

バルブの取り付け確認

残念ながら今回は一番左側の1箇所だけバルブが入りずらいトラブルが発生してしまいました。
もちろん現物合わせの後に設計データを変更し再度造形し直すことは可能です。
このように再製作となることもありますが、できる限りご要望に沿った部品製作ができるよう取り組んでおります。
愛車の部品破損でお困りの際はぜひ丸イへご相談ください。

ご依頼は車のプロじゃなくても大丈夫

丸イへご依頼いただく作業の1/3ほどは一般ユーザー様です。
また、ユーザー様のご紹介で入庫先の工場からご依頼いただくことも増えてきました。
他にも輸送中の思わぬ破損、輸送事故など運送・輸送業者様からもお問い合わせいただいております。

弊社は岐阜県岐阜市にありますが、全国から郵送にて修理を承っております。お気軽にお問い合わせください。

中古品が入手できない、そんな時には丸イの溶接修理もぜひご検討いただけますと幸いです。

丸イ:佐藤

写真を添えてご相談いただければ、私が破損状況を確認してお答えします!

プラスチック・樹脂パーツの修理は丸イへご相談ください!

丸イの公式LINEまたは、お問い合わせフォームよりご相談を承っております。
いずれもお写真だけでお見積りが可能ですので、お気軽にご相談ください!

破損箇所の撮影方法については こちら のページをご確認いただけますとスムーズです。

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