【3Dプリント製作】カローラレビン AE86 ドアミラーモータ のカバー製作を13枚の画像でご紹介
AE86のドアミラーモータ 破損の確認
折れているのは、ミラー裏面のボール部が取り付くツメ
中央に4つあるツメのうち1つが根本から折れていました。
このツメは、ミラー裏面のボール部に取りつきます。
破損したかけらがあったため、溶接修理をしましたが…はめ込む際に柔らかさが足りず、しなる力で根本から折れてしまいました。
他のツメや本体の経年具合、もろさなどから負荷をかけない方がよいと判断し、溶接修理ではなく3D製作へ変更しました。
ドアミラーを動かすモータが入っているカバーで、この画像では上下方向に取り外すことができます。
AE86のミラーモータのカバーを開けてみた
まずは部品の形状を確認するため、カバーを開けてみましょう。
内側はモータが取り付いているため、固定や絶縁、配線の取り回しなどで混み合っていそうですがどうでしょうか。
ミラー側は平滑、裏面(内側)のモータ側は?
パカっと開くとこのようになっていました。
勘の良い方は、もうお気づきでしょうか?
そうです。ツメが折れている、まさに製作しようとしている側にモータや配線・ギヤなどが組みついており、内部形状がとても複雑になっていました。こちら側はフタの役割をしていると思っていたのでこれは誤算でした…
形状確認のため、さっそく取り外してみましょう。
配線やモータ等を取り外すと、この画像のような形状になっていました。
カローラレビン AE86 ドアミラーモータ のカバー 3Dデータ制作
データをスキャンして整えます。
次に3Dプリンタで印刷します。
【画像で確認】3D出力したカローラレビン AE86 ドアミラーモータ のカバー
今回修理が必要だった中央の4つのツメは綺麗に制作できました。
もとの部品との比較です。
見えない部分ですので、表面は平滑に制作しました。
モータや配線・ギヤ等を取り付けました。ピッタリおさまっていますね。
もとの部品との比較です。こちらも取り付けや作動に関係ない部分は平滑に制作しました。
内部部品を組みつけ、カバーを閉じます。噛み合いもOKですね!
今回修理したツメはミラー裏面のボールと噛み合うため直線的ではなくまぁるくなっているのがわかります。
別の角度からの画像です。この画像でもまぁるくなっているのがわかりますね。
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